学習ルール

概要
学習ルールとは、仕訳内容を修正した際に、その修正内容を次回以降の仕訳に反映するためのルールです。

導入のメリット
1. 同じ修正を繰り返す手間を削減
「仕訳日記帳」で一度修正・保存するだけでシステムが学習します。
次回以降、同一取引が発生しても同じ手修正を何度も繰り返す作業から解放されます。

2. 仕訳の入力ミスを防止
証憑をアップロードする際、記憶したルールに基づいて仕訳が自動反映されます。
最初から仕訳が完成した状態で取り込まれるため、手入力の手間や入力ミスを未然に防ぎます。

3. 現場の実務に応じた柔軟な運用
作成されたルールは直接編集・調整が可能です。「取引先名は残して科目だけ統一する」「特定の条件を除外する」など、現場独自の運用ルールに合わせた柔軟な設定が実現します。

学習ルールが学習・適用されるタイミング
ルールが学習されるタイミング
・ 「仕訳日記帳」で仕訳内容を編集・保存したとき
・ 条件に合う証憑が新たにアップロードされ、ルールが自動適用されたとき
・ 「ルール詳細」画面でルール内容を直接編集して保存したとき

ルールが適用されるタイミング
・ 新しい証憑をアップロードしたとき
・ ルール詳細画面で「ルールを適用」ボタンをクリックしたとき(過去データへの適用)

1.ルール一覧画面を開く

仕訳メニューの「仕訳データ確認」のアイコンにカーソルを合わせると画面のように選択肢が表示されますので、「学習ルール」をクリックして次へ進みます。
「ルール一覧」が表示されます。
ステータスによって表示場所が異なります。

未学習タブ
次回以降の仕訳に適用されない
・ 未学習
まだデータに反映されていない、適用待ちのルール

2-1.ルールの編集手順

一覧から該当するルールの行をクリックし、「ルール詳細」画面を開きます。 
※ルール数が多くて見つけにくい場合は、画面上の「詳細検索」から取引先や用途を指定して絞り込みます。

目的に合わせて、以下の設定を変更します。

【適用対象を変更したい場合】
補正結果などの条件を調整し、このルールを適用する範囲を変更します。

【適用内容を変更したい場合】
ルールが適用された際に設定される情報を変更します。
編集が終わったら、画面内の「保存」ボタンをクリックします。

2-2.編集の活用参考例

特定の口座やカードに絞らず適用したい場合
例:どの銀行口座やクレジットカードでも、まとめて同じルールにしたい時
➔ 登録情報の「条件から除外」を選択します。

特定文字を含むデータだけに適用したい場合
例:「タクシー」を含むデータをまとめて「旅費交通費」にしたい時
➔ 証憑キーワードに「タクシー」と指定し、条件(証憑)を「含む」に変更します。

取引先(キーワード)に関わらず、まとめて適用したい場合】
例:取引先が「A社」でも「B社」でも、何も書かれていなくても、まとめて同じルールにしたい時
➔ 条件(証憑)を「条件から除外」に変更します。(証憑キーワードの入力は影響しません。)

自動セットされる勘定科目・補助科目を変更したい場合
例:「雑費」から「旅費交通費(補助科目:電車代)」に変えたい時
➔ 借方科目・貸方科目・補助科目の設定枠を直接修正します。

【複数の取引先をまとめて処理し、それぞれの取引先名を残したい場合
例:タクシーを含む取引先の借方科目を「旅費交通費」に変え、元の取引先名をそのまま使いたい時
 ➔ 証憑キーワードを「タクシー」、条件(証憑)を「含む」に変更し、適用内容の「取引先」の「ルールを設定しない」スイッチをOFFに変更します。

 【注意スイッチを「ON」にした場合の挙動にご注意ください
• 名前を入力してON:すべて指定した名前に変わります。

• 空欄のままON:元の名前が消えて「空白」に上書きされます。

3.修正したルールを過去のデータへ適用する

「ルール詳細」画面で、「ルールを確認」をクリックします。

このルールが適用される対象の証憑画像が表示されます。
画像をクリックすると右側に紐づいている仕訳内容と学習ルール条件が表示されます。

確認して問題がなければ、「ルールを適用」をクリックします。

 ※実行するとデータが更新され、「仕訳日記帳」側のデータにも反映されます。
ただし、反映されるのは仕訳データをまだダウンロードしていない仕訳のみです。すでにダウンロードした仕訳には反映されません。

4.新しくルールを作成する


ルールの新規作成には、「一から作成する方法」と「既存のルールをコピーして作成する方法」の2つがあります。

【方法①:一から新規作成する】

「ルール一覧」画面から「ルール追加」をクリックします。

適用条件:対象となる条件(証憑種別、登録情報、証憑キーワード、データベースキーワードなど)
適用内容:適用する仕訳内容(借方科目・貸方科目など)
を入力します。

「ルール追加」をクリックすると「ルール詳細」画面へ遷移します。目的に合わせて以下を選択してください。

過去の仕訳データにも反映させたい場合
「ルールを確認」をクリックし、画像を確認したあと「ルールを適用」をクリックします。

次回(今後の取り込み分)から適用させたい場合
そのまま「ルール一覧に戻る」をクリックして完了です。

※あとから過去データへ適用したくなった場合も、一覧から詳細画面を開けばいつでも「ルールを確認(適用)」を実行できます。

【方法②:既存のルールをコピーして作成する】

「ルール一覧」画面からベースにしたいルールをクリックして詳細画面を開き、「コピー」をクリックします。

条件や適用内容を編集し、「保存」をクリックします。

5.不要になったルールを削除する

【注意】
ルールを削除しても、今後「仕訳日記帳」で同様の修正作業を行って保存した場合、自動学習により同じルールが再度作成されることがあります。


削除方法は、一覧画面から削除する方法と、詳細画面から削除する方法の2つがあります。

【方法①:ルール一覧画面から削除する】
「ルール一覧」画面で、削除したいルールのチェックボックスにチェックを入れ、「削除」をクリックします。
※1件ずつの削除はもちろん、一番上のチェックボックスを使えば複数のルールをまとめて削除することも可能です。

【方法②:ルール詳細画面から削除する】
「ルール一覧」画面で該当するルールの行をクリックして詳細画面を開き、画面内の「削除」をクリックします。

6.ルールの変更履歴を確認する

「ルール一覧」画面から対象の行をクリックし、
「ルール詳細」画面を開きます。

「変更履歴」をクリックします。

以下の変更情報が一覧で確認できます。
・ 変更日時
・ 変更者(名前・メールアドレス)
・ 変更された項目(変更前・変更後の内容)

7.詳細検索

「詳細検索」をクリックします。
様々な項目を組み合わせて検索できます。

8.用語一覧

アップロード設定】
証憑種別
領収書、通帳(入金/出金)、クレカ明細、現金出納帳(入金/出金)、売上請求書、費用請求書から選択
登録情報
通帳、クレジットカード、現金出納帳は金融アカウント情報

補正結果】
学習ルールを適用する範囲を設定する項目(どのような取引に適用するか)
証憑キーワード
条件となる取引先
データベースキーワード
条件となる用途

適用内容(仕訳内容)
適用する仕訳内容を設定する項目(どう仕訳するか)
取引先
仕訳データに反映される取引先
用途
仕訳データに反映される用途
借方設定
借方科目、借方補助(補助科目)、借方部門
貸方設定
貸方科目、貸方補助(補助科目)、貸方部門
※これらの項目は、「ルール設定しない」という条件を指定することが可能です。

その他】
分類:「未学習」「学習済」「ユーザー編集」のステータス
それぞれのステータスの意味は以下の通りです。
(1) 未学習
まだデータに反映されていない、適用待ちのルール
(2) 学習済
仕訳日記帳で編集された履歴から、システムが自動で覚えたルール
(3) ユーザー編集
お客様ご自身で作成・変更されたルール
JID
仕訳の識別ID
優先度
複数のルールが合致した場合に、どのルールを優先して適用するかを示す数値(数値が大きいほど優先して適用されます。例:「2」は「1」より優先)