電子帳簿保存法対応
カテゴリー:

1.データの取り扱いについて

スキャン文書の訂正
スキャン文書(画像データ)は、常に初版として保存されます。
訂正する場合は、訂正対象のスキャン文書(最新バージョン)を削除(論理削除)し、新たにスキャン文書を登録します。
改訂時には、スキャン文書に対して、改訂年月日が記録されます。

保存期間
法定保存期間の10年間はスキャン文書及び検索用データは保管され、法定保存期間(10年間)を超えたスキャン文書及び検索用データは自動で削除されます。

属性管理
スキャン文書と帳簿の関連性を確保するための属性として、証憑アップロード時にJID(識別番号)が自動で付番されます。

2.スキャン文書のアップロード方法

スキャン文書(電帳法第四条三項)に該当する証憑の場合
電帳法種別『スキャンした画像ファイル』を選択して、取り込みを行ってください。

取り込みを行った際に解像度(dpi)または画素数(幅、高さ)、階調(24ビットなど)が保存されます。

スキャナ保存制度の適用を受ける場合、ScanSnapの設定はスキャナに関する要件を満たす設定をしてください。
ScanSnapの設定については、こちらをご覧ください。 

電子取引(電帳法第七条(旧第十条))に該当する証憑の場合
電帳法種別『電子取引(電子ファイルによる授受)』を選択して、取り込みを行ってください。

※電子取引に該当するファイルをアップロードし、電子帳簿保存法第7条(電子取引) に則って保存する場合は、正当な理由以外で訂正削除を行わない旨を明記した「事務処理規定」の整備が必要です。

上記のどちらでもない場合
電帳法種別『対象外』を選択して、取り込みを行ってください。

3.保管したスキャン文書(画像データ)のバージョン管理について

スキャン文書(画像データ)は、常に初版として保存され、スキャン文書の改訂機能はありません。
スキャン文書(画像データ)を訂正する場合は、訂正対象のスキャン文書(最新バージョン)を削除(論理削除)し、新たにスキャン文書を登録します。
スキャン文書(画像データ)と検索用でデータは、登録時に入力日時(登録日時)が、データベースに自動的に記録されます。
また、検索用データ改訂時は、検索用データに対して改訂年月日が自動的に記録されます。
利用者および利用者の管理ユーザーは、入力日時(登録日時)、改訂年月日を変更することができません。

4.ディスプレイについて

サイズ:14inchi(35cm)以上、カラー:RGB256階調相当以上のディスプレイのご利用を推奨いたします。

5.印刷について

ブラウザの印刷機能で1ページに収まる場合
1.表示されたスキャン文書(画像)上で右クリックします。
2.新しいタブで画像を開くを選択します。
3.表示された新しいタブのメニューで印刷を選択します。
4.レイアウト、カラー、用紙サイズ、倍率などを選択して印刷してください。

ブラウザの印刷機能で1ページに収まらない場合
検索結果からダウンロードして、プリンターで印刷してください。
なお、ブラウザの印刷機能、ダウンロードしたファイル、どちらでも、適切な用紙サイズを選択していただくことにより、等倍のまま分割せずに用紙に印刷、または、拡大・縮小して分割せずに用紙に印刷が可能です。


解像度:200dpi以上、カラー:RGB256階調相当以上のプリンターのご利用を推奨いたします。

6.タイムスタンプ機能について

SCARUでは以下のNTPサーバーを使用しています。
Google NTPサーバ(metadata.googleまたはmetadata.google.internal)

◆国税関係書類の重要度:高~中
スキャナ
スキャナ、デジタルカメラ、スマートフォンなど、一定水準以上の解像度およびカラー画像による読み取りができるもの
解像度
200dpi相当以上であること
画像
赤・緑及び青の階調がそれぞれ256階調以上(24ビットカラー)であること

◆国税関係書類の重要度:低
スキャナ
スキャナ、デジタルカメラ、スマートフォンなど、一定水準以上の解像度およびカラー画像による読み取りができるもの
解像度
200dpi相当以上であること
画像
白黒階調(グレースケール)でも可

SCARUのデータフォーマットに合わせて貴社プログラムからシステム連携機能(API)をご利用いただくと、電子取引データを変更することなく、直接取り込みすることが可能です。
・領収書
・請求書
・通帳
・クレジットカード明細
など